ニイジマ・コード

ロバート・おにいやん・ラングトン

本日あった本当の話。
ノンフイクション。


書架整理を担当しているおにいやん。
白い軍手をしながら、マイペースで書架整理。
ラベルの順番をチェックし、その後で本を棚の端に揃えて前出し。


一見聞いただけだと非常に楽チンなのですが、
肉体的には楽であっても、精神的に気がめいる。
単純作業というものは、人間には苦痛以外の何物でもないような気がする。


毎回この仕事をしながら司書さんは、
本当に大変だなぁと思わずにはいられない。
ご苦労様です。


さて、話を戻して書架整理。


これは、基本的にやる前から荒れてる棚とそうでない棚というのが、
おおまかに分かる。


例えば綺麗な棚はというと・・・
数学・美術・物理・図鑑などエトセトラ、エトセトラ。


汚い棚というと・・・
授業で利用したであろう、200番台の社会の棚。
ぐちゃぐちゃだ。
そしてさらにその横の保健体育の本。
きっと昼休みに男子生徒が、これを元に騒いだに違いない。
おにいやんが中学生くらいの時もこんなことをしたなぁっとか思いながら、
一つ一つ元の場所に戻す。


そんな感じでおにいやんの仕事は徐々に進んでいくのです。


そして事件は起こった。


400番後半くらいの生物学のコーナーで見つけた本。
羊のクローンはどうして出来るのかという本を手にとった時に
中から羊でないですが、新島先生の本が落ちてきた。
あれ?
何故こんなとこに??
渋々もとの場所に戻そうとした時に気づいた。


なんとその新島先生の本は、同じ奴が50冊もある。


これってある意味クローン?


しかも更に凄いのは、その本が46冊目だった。


それって人ゲノムの染色体の数じゃない??(うる覚えだけど・・・


おぉぉぉ。すげぇ。


地味に感動しながら、次が無いかとわくわくしながら、書架整理をしています。


ニイジマ・コード


一体どんなアナグラムなのだろうw