お盆と再会

お盆休み

な、わけですが、
みなさんはどうお過ごしなのでしょうか??
やはり親戚一同が集って、
賑やかに時を過ごされる方が
多いのではないでしょうか?
おにいやんは、
人込みが嫌いなので来週辺りに
祖母のいる高知県に帰ろうかと思っております。
今でこそ、実家は静岡県ですが、
もともと両親は共に高知県出身でして、
一族郎党は皆高知県民です。
さて、それは置いておいて、
オイラくらいの歳になると、
やはり多くの友人が日本中にばらけておりまして、
盆と年末位しか里帰りが出来ません。
よって、この時期は唯一、昔懐かしい顔ぶれが揃う訳です。


これはおにいやんにとっても例外的ではなく、
今年のお盆は、高校時代のサッカー部のみんなと
フットサル大会に出場しました。


ってなわけで其の話。
会場は奈良県生駒郡竜田川とかいうところ。
一体日本のどの位置だったのか、
未だおにいやんには分かっておりません。
集合は近鉄高の原駅に8時。
地下鉄と久々の近鉄奈良線を駆使して
見事遅刻15分でした(笑


で、到着してみると、
おぉぉぉ。
懐かしいじゃないか!?
いるよ、いるよ、
高校時代にタイムスリップしたかのような顔ぶれが。。。
懐かしい。。。
あれ??
誰、それ??


そうです、皆さん、殆どが結婚をなさっているんです。
それって、生涯の伴侶って奴ですよね。
やっぱタイムスリップしてねぇー。
中にはお子様たちも。。。
あらあら、あの頃の司令塔が
今ではデレデレの一児の父親。
しかも、みなさん、マイカーで集合です。
オイラは元気に電車だったのに。


さて、積もる話も沢山あったのですが、
やはり皆の話の中心はオイラの変容振りだそうです。
それもそのはず、オイラは30キロ位太ったので、
皆さんには、信じられないようです。
ま、そんなこともあるよ。(あまり無い


何はともあれ、皆で一路試合会場に。
こう見えても、オイラの代は、
オイラの高校が始まって以来
最強のチームと言われた代でして、
選手権も洛北高校(当時の全国出場校)に
1−1の末、PK負けのベスト8まで行ったんです。
後にも先にもベスト8は其の時だけ。
もしあの時に決勝まで洛北高校と当たってなければ・・・。
とはいえ、勝負事にもしもは禁物ですね。
ってなわけで、あれから10年以上経ったとはいえ、
まだまだあっさり負ける訳には行きません。
気合十分で大会のホイッスルは吹かれました。


第一試合。
籤運の悪い、当時のキャプテンは健在で
初戦にいきなり優勝候補と試合。
若い高校生主体のチーム。
即席のおじさんチームの勝てる相手では無いです。
とはいえ、結果は、1−1のドロー。


まだまだ若いのには負けれません。
と、言いたいところですが、
良かったのはこの試合だけ。
この後、どうでも良いような所に
2敗して、予選リーグ敗退。


あらあら。
昔だったら、本当に悔しがっていたのに、
なんだか今日は本当に楽しかった。
動かない足腰を駆使して
一生懸命走る高校時代のチームメンバーに
皆が皆、あの時の暑い夏の思い出を思い出していたに違い無い。
けれど、試合後に皆で軽い宴会を催し、解散するときに、
独りの奴がボソッと言った言葉を
間違いなく皆、心で受け止めたと思う。


「12年前、本当に悔しかったなぁ。」


こうして、皆はまたそれぞれの人生の舞台に散っていった。

読書

今回はちょいと面白かった本をご紹介。
まずはアンデルセンの絵のない絵本。

絵のない絵本 (新潮文庫)

絵のない絵本 (新潮文庫)

『BILLEDBOG UDEN BILLEDER』
ソナタというよりはソナチネの様な素敵なピース。
33の夜が本当に素敵な一冊の絵のない絵本に。

『空の青さをみつめていると』

空の青さをみつめていると 谷川俊太郎詩集1 (角川文庫 (2559))

空の青さをみつめていると 谷川俊太郎詩集1 (角川文庫 (2559))

この夏最大の掘り出し物かも。
谷川俊太郎詩集。
実を言うとこの本は拾い物です。
朝、散歩をしている最中に
ある家の軒先に廃品で捨ててあった本の中から
見つけました。
夏に読めて尚良かったと思う。
気持ちの良い青空の下、
素敵な詩集が太陽さえも穏やかに見せる。

『不道徳教育講座』

不道徳教育講座 (角川文庫)

不道徳教育講座 (角川文庫)

間違ってもお薦め出来ない。
けれど、彼のエッセイにしては
非常に俗っぽくて
軽快に読める一冊。
逆説を巧みに利用していることを理解していないと、
非常に間違った読み方になってしまうので
要注意!!
彼が言いたいことは文面通りではないと思いますよ。

今日のお薦め

詩というよりは小話という感じがしますが、
けれどもポエティックで、
さらりと流れるような文体が素敵です。
切ない気持ちが、やがて心地よくなります。

詩集 北国

詩集 北国