生命の灯

生命力

今日、友人が生後一ヶ月の赤ちゃんを連れて訪れた。
頬っぺたの赤い、目の大きな赤ちゃん。
それはそれは可愛くて仕方が無い。
寝てても泣いてても笑っても可愛い。
始終目尻が下がりっぱなしだった。
抱きながら、(勿論入念に手を洗いました。
「こんにちは〜、キムタクですよぉ〜。」
って自己紹介をしたら笑った。
どうやら賢そうだ。。。
生後一ヶ月の赤ちゃんを見るのは、
本当に久しぶり。。。
そして毎回思うことが
生きているという事実の尊厳と偉大さ。
何の知識も無い赤ちゃんは、
今生きることだけを目的に
オイラの目の前でその小さな体に
血潮を巡らせている。
それがどんなに自然に満ちた行為か。
彼女の中には失望もなければ諦めも無い。
前に向かって何よりも素直に生きている。
生命力。
オイラはこの力が、
人間が生きている魅力だと思う。
輝いている人と言うのは、
この力を大いに信じており、
それをいつまでも絶やさない人だと思う。
それは間違っても諦めることや、
自分が破滅していく様を美徳はしておらず、  
自己への探求を素直に生き通すことができる人。
二度と訪れることの無いこの瞬間を
内面的な喜びで満たすことを知っている人。
30年生きて思うこと。
それは、素敵な時間は自らが作り出すことが可能だという事実。
時計の針の時間は、形而上の出来事でしかく、
長い悠久の時間が生命力というエレメントを我々に授けてくれている。
オイラはそれをいつまでもココロに留めて置きたいと、
幼くとも溢れんばかりに力を持つ、
小さな女の子を見て強く思った。

今日のお奨め

物理の起こりから
特殊相対性理論から一般相対性理論まで、
でも、サラッと読む感じで読まないと
ちょいと難しいかも。。。
けれど、数多くの物理学者がこの本を読んで、
理学系を好きになったそうです。
アインシュタイン博士の思考について来れるかな??

物理学はいかに創られたか(上) (岩波新書)

物理学はいかに創られたか(上) (岩波新書)