風邪の谷のおにいやん

熱が下がった。。。

どうやら昨晩の果てしなく深い眠りのおかげで
熱は下がった。ただ鼻水が止まらない。
鼻の下が荒れてる。
しかし人間の回復力というのは神秘的だ。
大体傷口が治って跡形も無くなるだなんて
とかげのしっぽと同様に不思議。
きっと体の内面の声に耳を傾ければ
とても健康な体が維持できるに違いない。

そして数学の話

まずは何よりもyukimasa_2kさんのコメントが
大変興味深かったということ。
オイラはこういう答えが大好きで、
数学というのはこういう思考回路の出来る人の為にあるのだと思います。
是非アインシュタイン博士に聞かせたい。


ピラミッドとオーパーツ
時代と不釣合いな遺物。
そして卑弥呼に太陽神。
オイラもこいう想像の発展が大好きなんです。
ってなわけで突然ですが、一冊の本をご紹介。

竜の柩〈上〉 (ノン・ノベル四六判)

竜の柩〈上〉 (ノン・ノベル四六判)

日本版ダヴィンチコードといったところです。
お暇な方はどうぞ!!


さて、話を戻してyukimasa_2kさんのコメントについて。
実はこのコメントの中に
とても大事な部分を指摘している点があります。

果たしてピラミッドは数学的な測量を持ってして建築されたのか?と。

そうです。今回オイラはその辺の事を省いて話を進めてきました。
ギリシア数学にスポットを当てすぎて
肝心なピラミッドの測定法の有無について疎かになっていたのです。
これを厳密性の欠落ということが出来て、
歴史を書き綴ることが非常に難しい理由の一つです。


さて、それではピラミッドは数学的測量という技術を持って建築されたのか??
答えは測量という技術は持っていましたが、数学的でなかったんです。


まず彼らが測量という技術を持っていたという証拠が
パピルスという筆記媒体に書き綴られているんです。
今で言う紙みたいなもの。
しかもその中でもリンド・パピルスというのがあって、
これはイギリスのリンドさんがエジプトで購入したパピルス
当時の数学術が書き記されているんです。


そこには四辺形の面積の求め方などが書いてあるのですが、
実質的にこの公式を用いると25%の誤差が生じるんです。


何故でしょう??
あれだけの建造物を作る彼らが、どうしてこんな適当なことを。。。


それは彼らの作り出した公式は、
何も無いところから作り出したのではなく、
ある現象があって、それを説明する為に
一番近いものを模索してこの公式を得ていったからです。
要するに継ぎ接ぎで生み出した公式ゆえに
誤差も適当にごまかしていたのです。
実はピラミッドの建築技術にもそのような部分があったと言われています。
これはまさしく先に述べた厳密性の欠落です。
これがエジプトの数術を数学と呼ばない理由なのです。


ってなところで、長くなってきたので一回終了。
次回はギリシアの数学をお話します。

今日のお薦め

視覚障害ゆえに見える音色。
聴くものに深淵という優しさを教えてくれる。
バイオリンの語源はビオラ
ダンテの神曲にも出てくる楽器で、
人を操るという意味。

アヴェ・マリア

アヴェ・マリア