おとなって??
文章と映像の狭間で...
先日観た「GO」の原作を読んだ。
ナルホド。。。
大分ニュアンスが違ってくる。
なんというか歯ごたえが違う。
やはりクドカンをもってしてもという感じは否めない。
ずばり原作の方が遥かに良い。
きっと飽きが来ない映像のテンポを意識し過ぎて
とっても大事な部分が抜け落ちているような気がする。
オイラにとってこの映画が素敵な理由は、
在日問題でも、恋愛部分でも何でもない。
(言っておきますが、あくまでおにいやん的にですよ)
それは二十代を目前に
魑魅魍魎とした自分の思考回路に
それなりの哲学を見出そうと
苦悩する主人公の初々しさだと思う。
子どもから大人になる狭間。十代。
オイラはこの期間は十分悩んで良いと思う。
ってか、悩んでこそ
本来の人間の自然な姿のような気がする。
それは、恋愛だったり、アイデンティティーだったり、
色々な形の悩み。
けれど、絶対に逃げては行けない。
何故なら自分が存在するということは、
遥かに崇高なコト。
悩み如きは、乗り越えられないはずがない。
ミスチルの歌詞でこんなのがあります。
難しく考えだすと結局全てが嫌になって
そっとそっと逃げ出したくなるけど
高ければ高い壁の方が登った時気持ちいいもんなぁ
まだ限界だなんて認めちゃいないさ <ミスターチルドレン・終わりなき旅>
オイラはみんなに沢山悩んで沢山乗り越えて欲しい。
オイラが力になれるなら微力なりとも精一杯力になる。
けれど、本当に乗り越える力はみんなの心の中にある。
ミスチルの唄はさらにこう続く。。。
閉ざされたドアの向こうに新しい何かが待っていて
きっときっとって君を動かしてる
いいことばかりでは無いさ でも次の扉をノックしよう
もっと素晴らしいはずの自分を探して…<ミスターチルドレン・終わりなき旅>
きっと包容力のある良い大人というのは、
沢山悩んだに違いない。
今日のお薦め
ファンクの王様。
彼の曲は必ず何かしら聞いたことがある。
ちょいと大人テイストな曲。
間接照明の効いた暗めの部屋で
ウィスキーを片手に
良いスピーカーで静かに聴きたい。
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